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私も同感です。反省すべき政策が沢山あったと思います。
是非、リンク先で全文読んでみてほしいです。
人権を学ぶ考えるにおいて、いい参考になると思います。

政策の代償、検証と反省を
 病院感染管理室長を務める緩和ケア医/岩井一也さん
【アフターコロナへ 私の視点①】
2023.4.4 静岡新聞

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 いま起きていることが何かおかしいと思っても、「命を守るため」と言われたら、誰も異論を挟めません。命を守る-。一見当たり前で素晴らしいことですが、使い方を間違えれば戦争をも引き起こす言葉です。この3年はある意味、戦時中と通ずる雰囲気がありました。国の大号令に皆が従い、一方向へ突き進んだからです。
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 子どもは友達と触れ合う機会を失い、高齢者は生きがいや体力を失い、労働者は仕事を失いました。それらすべてを「仕方なかった」と済ませてはいけません。ウイルスのリスクに比して、あまりにバランスを欠いた政策だったと思います。
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 今を精いっぱい生きて健康寿命を全うすればいいという高齢者もいれば、延命治療をして1日でも長く生きたい人もいます。どちらを選ぶかは本人が決めること。「命を守る」という名目で面会制限を続け、患者が家族に会う権利を奪っていい理由はどこにあるでしょうか。
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 国はマスク着用や行動自粛が「マナー」であると発信し、個々の道徳心に訴えかけて感染対策を徹底させましたが、米国全土を対象にした比較分析調査では、それらの対策が死亡率低下につながったとは認められていません。日本も政策の代償を多角的に検証し、反省すべきです。
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 今回は、感染症を防ぎきることを使命とする専門家の価値観が、そのまま国策に反映されたと感じました。感染症の流行に限らず、災害などの非常事態は再来します。その時は一部の専門家の考えだけを重用してはいけない。誰も異論を挟めないような大義名分を持ち出して、一方向だけに突っ走ってはいけない。教育学、社会学、倫理学、文化・芸術など、幅広い分野の専門家の意見を聴き、社会的影響まで考慮して政策決定する必要があります。
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