バイステックの7原則、最近ではなく、
半世紀以上も前にまとめられたものと聞いて驚きました。
色々な場面で役立つ原則だと思います。
紹介させて下さい。

貧困と生活保護(36) 権力を背負ってケースワークができるか
読売新聞 2016年8月12日

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バイステックの7原則
 社会福祉の対人援助の古典に「バイステックの7原則」があります。ケースワークを行うときに、援助する相手と関係を築くための基本的な作法を、1957年に米国の研究者がまとめたものです。社会福祉に限らず、人とかかわるときの参考になります。少しかみ砕いて紹介しましょう。

<1>個別化=相手を一人ひとり、名前を持った個人としてとらえる。問題は人それぞれに異なり、全く同じ問題は存在しない。たとえば「脳梗塞で寝たきりの高齢女性」といった属性で判断しない。

<2>意図的な感情の表出=相手が自分の気持ちを抑えることなく、否定的な感情を含めて吐き出せるようにする。

<3>統制された情緒的関与=援助者は感受性を発揮し、共感などの態度を示す。ただし自分の感情を自覚してコントロールしながら行う。

<4>受容=相手の長所、短所を含めて、ありのままを受けとめる。言いなりになる必要はなく、社会のルールや市民道徳に反する行為を認めるわけではないが、頭から否定せず、どうしてそうなるのかを理解するよう努める。

<5>非審判的態度=相手を一方的に非難しない。自分の価値基準で裁いたり評価したりしない。その行為が問題解決のために良いか悪いかの判断は、相手自身にしてもらう。

<6>自己決定=相手の人格を尊重し、自分自身の考えや意思に基づいて決定し、行動できるよう援助する。

<7>秘密保持=プライバシーや個人情報を守る。

 以上の原則に反する言動や態度をとると、相手はいやな気分になり、よい関係を築けない。適切な援助にならないわけです。とくに個別化、非審判的態度、自己決定を意識する必要があるでしょう。
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