私もほぼ同感です。

エコノミスト浜矩子氏が看破する「チーム・アベ」の欺瞞
ゲンダイ 2015年4月27日

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 日銀が「チーム・アベ」の一員としてやってきたのは、国債の買い支えと株価の押し上げ、それと円安誘導ですね。突き詰めれば、この3つのために、大量の資金を市場に流し込んできたわけです。
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今やジャンクボンド並みにリスクが大きい日本国債もじゃんじゃん買い上げている。財務体質は悪化するばかりです。そんな状態でありながら、通貨価値の番人として機能し続けようとするのは、大きな矛盾。自国通貨を安く誘導していくのも、中央銀行の政策として考えられません。いずれにしても金融政策の名に値しないことをやっていますね。
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どの世論調査を見ても、景気回復の実感がない人は7割を超えているし、実質賃金は下がる一方です。機械受注も2月は再びマイナスに転じ、GDPもパッとしません。
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チーム・アベは日本経済をうまく回るようにしたいなんて考えていませんよ。目指しているのは富国強兵路線です。アホノミクスによって、強いものをより強く、大きいものをより大きくする。大手企業の収益が改善し、勝ち組の勝利度がさらに高まればいいのです。それが富国の部分であり、あとは憲法改正で強兵を確実なものにして、大日本帝国を取り戻すという筋書き。大企業の収益が改善すれば、コップにいっぱいになった水が滴り落ちるように中小企業にも恩恵が行き渡り……とか言ってトリクルダウン理論を持ち出しているのは、オマケというかアリバイ。そんなふうになると思ってもいないし、目指してもいないくせに、あたかも好循環が生まれ、みんなが幸せになるかのような幻想を振りまいているのです。
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経済を学ぶ者は人間の痛みを感じ取るセンスが必要だし、経済政策を考える場合、人々が直面している格差や不平等の問題を議論するのも当たり前です。ところが、チーム・アベは、それをセンチメンタリズムと捉え、科学ではないという観点から排除しようとする。あまり知的レベルが高くないのだと思います。
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貧困の現実、分かりやすく  NPO法人「もやい」が解説本 
東京新聞 2015年5月4日


特派員「外務省が記事を攻撃」 独紙記者の告白、話題に
朝日新聞 4月28日
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