日本政府はこの戦争を強く支持しました。
是非これを読んで見て下さい。10年前の状況ではありません。今、現在の状況です。
一部転載します。

日本人人質事件から10年 高遠菜穂子さんが語る再び地獄と化したイラク
ー報道されない対テロ戦争の実態
志葉玲 2014年4月17日

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「内蔵が飛び出している子ども、頭蓋骨が割れて脳みそが飛び出している子ども、片足を吹き飛ばされた妊婦、銃弾が頭に入ってしまった子ども、傷だらけの赤ん坊…ファルージャ病院の医師から送られてきた報告や映像などを毎日チェックしていますが、本当に酷い状況です…」
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米軍から受け継いだ虐殺のロジック
自らの意に沿わない人々を「テロリスト」であるとレッテル張りし、「対テロ」の名の下、無差別虐殺を正当化する。それは、正に10年前、米軍が ファルージャへの猛攻撃を行った際のロジックそのものだ。米軍は「ファルージャはテロリストの巣窟」であるとして、住宅地に大型爆弾やクラスター爆弾を投下、救急車を空爆し、病院に無数の銃弾を打ち込んで穴だらけにした。反米武装勢力のみならず一般市民も次々殺され、・・・
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非戦闘員や医療関係者への攻撃を禁じた国際人道法を無視した攻撃―戦争犯罪を繰り返している点でも、米軍の振る舞いと現在のイラク政府のやり方は 酷似している。
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「この間、私の支援活動を支えてくれた現地の友人も激しい攻撃にさらされています。彼の自宅のある地区に侵攻したイラク軍戦車は、手当たり次第に 砲弾を撃ちまくって通りに面した住宅は軒並み潰されました。友人の自宅も壁という壁が弾痕だらけ、砲弾の穴だらけ。さらに、略奪も行われており、 テレビ、パソコン、家具、現金などが盗まれていました。友人によれば、イラク軍は特にラマディの若い男性達を殺害した後、軍の車両で引きずり回 し、『スンニ派の血をなくせ』というお祭り騒ぎをしているとのことです」
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「かつてのイラクは市民レベルでは『スンニもシーアもない。私達はイラク人だ』という人々が多かった」と、高遠さんは言う。「しかし、今は『部族テロリストを全て殺すまで政府の攻撃は止まらない。民間人の犠牲が出てもしかたない。彼らを全滅させるまでは』とシーア派の人々が言い出すようになってしまいました。今回の軍事行動で、イラク軍側にも死傷者が多数出ていることから、ますます対立が深まっています」
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米国が引き起こしたイラク戦争と、現在のイラクの宗派間対立は直結している。米国はイラク占領後、マリキ氏らのようなシーア派至上主義者らをイラクに呼び寄せ、傘下の民兵達に武器を与えてイラク軍に編入。そうしたイラク軍を引き連れ、スンニ派の多いイラク中部や西部での軍事作戦を展開する。スンニ派の住民を次々とらえ、ドリルや酸を使った激しい拷問の挙句、やってもいない罪を「自白」させた後に殺害していった殺人部隊「オオカミ旅団」も、シーア派民兵を米軍が訓練したものであるし、その犠牲者達の「自白」を放送したテレビ局も、元は米国のプロパガンダ放送のために設立さ れたものだ。こうした中、シーア派の集まる宗教施設や宗教行事を狙ったテロも増加していくこととなる。そして宗派間対立はますますエスカレートし ていき、かつてはスンニ、シーア両派が同じ界隈で暮らし、互いに結婚もしていた首都バクダッドは、スンニ居住区とシーア居住区に分断されてしまったのである。
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イベント
【イラク・ファルージャ虐殺10年企画】
イラク戦争がもたらしたもの、日本のこれから

2014年4月20日(日) 12時から19時半
12:00~15:50 映画「ファルージャ」ほか、関連映像の上映
16:00~16:30 高遠菜穂子ファルージャ支援報告
16:45~19:30 トークセッション「ファルージャと“戦争できる国”」(仮題)
会場 明治大学リバティータワー 1階1011号室
資料代 500円(*カンパ大歓迎)
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