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以前から疑問に思うことは多々有りましたが、
確かに最近は更にひどいと思います。
NHKは見たい人がお金を払って見るという放送局にして欲しいです。
公共放送というには偏向がひど過ぎると思います。

普段はスクランブルをかけておいて緊急の公共性の高い番組だけ
スクランブルをといて誰にでも見れるようにするというのも一つの方法だと思います。

NHKに今、何が? 異常な秘密保護法報道 まるで政府報道官
2013年12月16日赤旗新聞

 NHKの秘密保護法をめぐる報道に批判が殺到しています。本紙には「安倍政権のいいなりになっている」「危険性がまるでわからない」「NHKに抗議した」と次々に寄せられました。NHKにいったい、何が起きているのでしょうか。
 安倍政権に肩入れするかのようなNHKの異常な報道ぶりは、国会最終盤にいちだんと強く表れました。
 12月5日、参院特別委員会で秘密保護法案は強行採決されます。「ニュースウオッチ9」が、「対立の果てに」と題して伝えました。与党による採決強行を記者がこう説明しました。「これから予算案の編成、税制改正の論議がある。それへの影響を避けたい。ねじれが解消し、決められる」。まるで政府や自民党の報道官のようでした。

“歌姫”長々
 翌6日の参院本会議で成立。「ニュースウオッチ9」は、「同盟国アメリカと高度な情報を共有するために、秘密とすべき情報がもれるのをなくすべきだというのは多くの政党が共有している」とキャスターがまとめました。番組では、続いて「自衛隊の歌姫」を特集。海上自衛隊・東京音楽隊の歌手で、自衛隊の広告塔となっている“歌姫”。その活動を長々と伝えました。
 ちょうどこのとき、インターネットの国会テレビでは参院本会議を生中継。秘密保護法反対討論に立つ日本共産党の仁比聡平議員の訴えを映しだしていました。国会のまわりや全国各地では反対の集会やデモが広がり、国民の反対の声が鳴り響いていました。
 秘密保護法のあとに安倍政権がねらうのは集団的自衛権の行使、つまり“海外で戦争する国づくり”です。NHKのニュースはそれを先取りするかに見えました。
 国会内外の「反対」の声は無視して、それにぶつけるように自衛隊をクローズアップするNHKの報道姿勢。本紙読者からは「まるで戦争中の大本営発表でしかありません」(三重県の女性)と厳しい意見が寄せられました。

検証はなし
 民放では法案の危険な中身を検討するニュースや番組を放送しましたが、NHKには独自に検証する番組がついに出てきませんでした。
 NHKが実施した世論調査(6~8日)では、「知る権利侵害に不安を感じる」と答えた人が73%に上りました。「感じない」とした人は20%でした。秘密保護法に対して人々の疑問はいっそう強くなっています。

安倍人事 早くも影響か
引き締め強化 現場は萎縮

 秘密保護法報道の異常が際だったNHK。元NHKプロデューサーの永田浩三・武蔵大学教授は、「安倍首相の意を受けた人が経営委員会に入ってきて、(NHKの現場は)その人たちを怖がっているのではないか」と指摘します。経営委員会人事が早くも番組に影響が出ているというのです。
 永田氏はETV番組「問われる戦時性暴力」(2001年)を制作したとき、実際に安倍氏(当時内閣官房副長官)から圧力を受けた経験があります。
次期会長を狙う
 「安倍氏は放送総局長を呼び出し、『ただではすまないぞ。勘ぐれ』と言ったそうです。『作り直せ』と言えば具体的な圧力になるから『勘ぐれ』と言ったのです」・・・・・・・・・

新たに経営委員会に加わった4氏の横顔
 長谷川三千子氏(哲学者)
 「民間人有志の会」発起人。右翼・改憲団体「日本会議」代表委員。
 ▽「国家が一切の力を放棄するという日本国憲法の『平和主義』は、国家主権の放棄であり…全くめちゃくちゃな憲法なのです」(「産経」4月30日付)
 百田尚樹氏(作家
 昨年の自民党総裁選時、「安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」発起人。
 ▽「もし他国が日本に攻めてきたら9条教の信者を前線に送りだす。そして他国の軍隊の前に立ち、『こっちには9条があるぞ!立ち去れ!』と叫んでもらう」(ツイッター)
 本田勝彦氏(日本たばこ産業顧問)
 安倍首相が小学生のときの家庭教師。首相を囲む財界人が集う「四季の会」のメンバー。
 中島尚正氏(海陽学園中等教育学校長)
 「四季の会」の主要メンバーであるJR東海・葛西敬之会長が海陽学園の設立に関わる。
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