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個人所得税の最高税率を以前の水準に引き上げるべきだと思います。
所得区分についても以前のように細分化をはかるべきだと思います。
現行は最高税率40%(年収1800万円以上)です。
最高税率が40%とはあまりにも低すぎないでしょうか。

極端なことを言えば年収一億円の人に90%の税率をかけてもまだ一千万円は残るのです。
所得区分についても現行では年収2000万円の人も10億円の人も同じ税率なのです。
おかしいと多くの人が思うのではないでしょうか。
以前のように所得区分を細かく定めて最高税率を70~80%にまで引き上げることを主張します。

「お金持ちが海外に逃げる」とか、「頑張った人が損をする」とか、
「勤労意欲がなくなる」とか、「共産主義にしたいの?」とか、
「夢が無くなる」とか、心配する方が居られるという話を聞いたことがあります。
私は、日本はそんなに魅力の無い国ではないと思います。

頑張っている人を支える為に高所得者への課税が必要なのです。
年収何千万円を超えるという世界はもう勤労意欲の世界ではなくギャンブルの世界です。
共産主義は税金がかかりません。
仕事の報いをお金としていることこそ夢が無いと思います。


経済 | コメント(4) | トラックバック(0)
コメント
海外に逃げる、って、どこに?
「お金持ちが海外に逃げる」って、いろいろな国が高額所得者に応分の負担を求める方向にシフトしているのに、海外のどこに逃げるんでしょうね、といつも思います。

金持ちのみなさんにきいて回りたいですね、「どこに逃げるつもりですか」って。笑

「応分の負担を求められた程度で勤労意欲がなくなるなら働かなくてけっこうですよ。どうせ、不労所得である配当所得が多いんでしょう?」とも言ってやりたいです。
村野瀬玲奈さん
コメントありがとうございます。
初コメントです(^^ゞ。

「お金持ちが海外に逃げる」って発想は本当にどう考えているのでしょうね。
お金の為に仕事している人って本当に悲しいです。
嬉しいことが偶にあっても、楽しいことは余り無いと思います。
特に高所得者はそうだと思います。
そのとおり!
「お金持ちが海外に逃げる」?
どうぞご随意に、というほかありませんね。
堕ちたと言っても日本ほど個々人が平和で安全に暮らせるところもそうそうありません。米国をご覧なさい。「要塞街」と称して富裕層が自分の財産と身の安全を守るために完全武装のガードマンを雇い、街全体を塀と鉄条網で囲まなければならないのです。もちろん一歩塀の外に出れば銃器による犯罪の被害にいつ遭うか分かりません。
また、公的医療保険のないかの国では、貧困層が病気にかかるということは、ただちに生命の危険につながります。
棍棒や銃で威嚇する必要もなく、塀や鉄条網で家を囲う必要もない、百の保険に入って保険料でアップアップにならなくてもいい、この日本のなんと素晴らしいことか。独り身の私なら年収1800万円もあれば、1500万円税金払ってもいいですね。それで老後に不安なく、失業したときには生活保障が確保されて、健康を害したときには完全なる医療が提供されるなら。
不思議なのは、「保守」とか「右派」と言われる人々こそが、むしろこういった日本のよいところを否定してまわっているところです。
感情的に言っていいなら、「日本が嫌なら日本から出ていけ!」 これに尽きます。
Sha Wujing さん
コメント有難う御座います。
自ら自由を放棄するような人が最近本当に多いと思います。

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