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日本で何が行われているか、知っておくべきことだと思います。
是非リンク先で全て読んでみて下さい。

【寄稿】
コロナ禍で増加する相談者、ウソで追い返す福祉事務所
(小林美穂子) マガジン9    2020年9月30日

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時代とともに変遷を遂げている水際作戦を紹介しよう。

💀自作の申請書を受け取らない。頑として受け取らないので、仕方なく申請書を窓口に置くと、まるで「触ったら死ぬ」みたいなリアクションで飛びすさり、なおも受け取らない。仕方がないのでそのまま置いて去ろうとすると、「遺失物として処理します!」と背中に叫ばれる。20年前くらいのエピソード。

💀さらなる福祉事務所の猛者に至っては、申請書を丸めて投げ返す。ここまでくると、手榴弾あつかい。こちらもバットかラケットを持参する必要があるかもしれない。同じく20年前に実際にあった話。

 さて、ここからは現代。

💀「住む家も所持金もありません」とやってきた相談者に「生活の相談にいらしたんですね」と優しく答える。当然、相談者は「はい」と答える。すると小一時間ほど話を聞いてくれ、「がんばってね」と励まし、追い返す。「申請」と明確に言わない限り使われるソフトだが相当に悪質な水際。「申請したいんですけど……」とおずおず切り出しても、「その相談にいらしたんですね」とかわされる。これは昔から今に至るまで、全国津々浦々の福祉事務所で使われている最も普遍的な方法なので知っておいてもらいたい。

💀前日泊まっていた地域の自治体の窓口に行ってください。
💀若い人は生活保護を受けられない。
💀住所の無い人は生活保護を受けられない。
💀住民票が当自治体にないと受けられない。
💀若い人は自立支援センター(生活保護ではない別の制度)に入ることになっている。
💀過去3ヶ月の給与明細がないと生活保護は受けられない。
💀「うちでは無理」と、近隣地域の自治体までの交通費を渡す。遠く青森から、あるいは静岡、兵庫県から、行く先々の自治体で500円を渡されて追い返され、少しずつ移動して東京にたどり着いた人を何人か知っている。

 生活保護の申請を希望する人に対して上記の対応をするのは「申請権の侵害」であり、ひとつ残らず法律違反である。
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 申請は無事に受理されたとして、手続きは続く。その手続きの中で、すでに受理してしまった申請を、相談者みずから辞退するような働きかけが始まる。

💀「女性はみな、女性センターを経て婦人保護施設に入ってもらうことになっています。他の選択肢はありません」
 (集団生活を強いられ、門限や携帯電話の所持禁止など厳しい制限がある施設で、DVから逃げている方にとっては安全だが、そうでない人には不向き)
💀「住所の無い人はみな施設(無料低額宿泊所)に入ってもらうことになっている」
💀家族からの暴力から逃げてきた人に対して、「家族に連絡する」
💀「うちの自治体では2週間で生活保護が決定することはほとんどない。受給開始まで1ヶ月は待つように」(その1ヶ月間、すでに所持金が尽きている相談者に提供されるのは白粥のレトルトパックや缶詰のみ)

 上記は厳密には違法とは言えないが、きわめて不適切な対応例である(施設への入所の強要は生活保護法違反)。
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 政府は申請してから3ヶ月待ちのマイナンバーカードに莫大な広告費をかけたり(2千億円)、GO TOの旗振り(1兆円以上)をしたりする前に、まず「生活に困ったら躊躇なく生活保護を受けるように!」の旗振りをしなくちゃならないんじゃないのか? そして、福祉事務所に対しては、「今こそ大胆に引き受けよ! 水際したら減給」と通知を出すべきじゃないのか? かかっているのは、命だ。
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法律家や私たち支援団体に連絡して欲しい。単独申請が不安なら、やはり私たち支援団体に連絡をして欲しい。大丈夫、あなたは一人ではない。
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永くつづく厳罰化の流れ、本当に危険だと思います。
恐怖や復讐心を以ての施策では、人の更生は大変困難です。

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「実名報道の禁止は守るべき」 犯罪被害者の支援団体が要望
2020年09月30日 弁護士ドットコム


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