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「ハウジングファースト」、
ご存知ない方は是非一度リンク先に目を通してみて下さい。
多くの何らかの参考になると思います。

生活困窮者に「家」を提供すれば、社会保障費は削減できる
みわよしこさん  2015年11月27日

 「住まいがない」「住まいが劣悪」という問題は、「満足に食事が摂れない」に比べ、なぜか幅広い共感や支援に繋がりにくい。
 今回は、困難を抱えた人々に対して最初に安定した住まいを提供する「ハウジングファースト」の試みについて、米国とフランスの試みから、「住まうこと」「住まうことの支援」には何が必要なのかを見てみよう。
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「ハウジングファースト」は、住居を含む困難を抱えた人々に対して「安定した恒久的な住まいをすぐに提供する」ことを意味する。対象は、ホームレス状態にあったり、重度精神障害・薬物依存・アルコール依存などの問題を抱えていたりする人々だ。もちろん、ホームレス状態と精神障害・依存症のすべてが、一人の人に重なっていることもある。
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「住まいがあればホームレス状態は終わる。簡単なことだよ」
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 このアプローチは治療・社会復帰のいずれの面からも良好な成績を挙げ、その上にコストも減らせることが判明した。アパート家賃など住まいそのもののコストに生活を支援するための多様なコストを含めても、シェルターの74%、刑務所の25%、精神科病院の8%以下なのである。
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 私は、自分なら耐えられそうにはない暮らしを、自分より悪条件にある人に「死ぬよりマシなんだからガマンすべきだ」と言う気にはなれない。自分より悪条件にあるということは、健康でいようとする力・ポジティブになる力・ガマンする力・そこでもできることを考える力・抜けだそうと考えて実行する力など、全ての力が発揮しにくくなっているということだからだ。
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「医療などのサービスの提供者が、選択肢を与えたつもりになっていることは、しばしばあります。『入院を継続するか、路上生活か』という形で。そうではなく、魅力的な選択肢を掲示することが重要です。何をどういう順序でするか、誰とどうやりとりしたいかを含めて」(Harrisさん)
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「もちろん、リスクも与えることになります。失敗する権利も与えることになります。サービスを供給する側にとっては、怖いことです。でも、人間はすべてリスクや失敗とともに生きています。同じ権利は、すべての人に与えられなくてはなりません」(Harrisさん)
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「…失敗につながりそうなことを本人がしようとしているとき、止めさせるのではなく、最も安全な方法でやれるように支援する必要はあります。たとえば『麻薬を使いたい』というとき、目的は、『喜び・心の落ち着き・平和な感じが欲しい』ということであったりします。その欲求へのアプローチを罰してはいけません」(Harrisさん)
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 80年代までの米国では、麻薬への依存は、脳に影響が加わったことによる身体の反応と考えられていた。しかしラットを使った実験で、そうではないことが判明した。ラットを麻薬依存症にした後、より魅力的な選択肢とともに麻薬を並べておいたら、ラットは麻薬を選ばなかったのである。
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「ホームレス状態の人は、深刻な精神症状があっても回復できます。何年も路上生活ができた人は、とても賢明なんです。だから生き延びられたわけです。精神症状が出ていても回復する力がありますし、『自分の住まい』を手に入れて維持する力もあります」(Girard氏)
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「…米国の『ハウジングファースト』が素晴らしかったのは、1990年代にデータを集め、コストを明確にしたことです。政策立案者が知りたいことは、コストです。そして、ブッシュ大統領がハウジングファーストを推進しました。ブッシュ大統領が、優しい人、人を助けたい人ではないことは、みんな知っています。でも、そうしました。我々の時も、サルコジ首相でした。ブッシュに似ていました。似た人、世界中にたくさんいます」(Girard氏)
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フランスが恐怖により狂ってきていると思います。
彼らに本当の勇気が与えられるように祈ります。

勿論、狂ってきているのはフランスだけではありません。
世界中が今おかしくなってきています。
穢れることをいとわない、
穢れと苦しみの一体性を見通せなくなってきている人が増えてきている。

穢れは穢れているものでは払拭できません。
1人、1人が浄まる努力を今全力ですべきだと思います。
全てのものが究極的には浄いこと感じて欲しいです。
私達にはできるはずだと思います。

ISを空爆するより、
Facebookプロフをフランス国旗化するより、
大事なこと ―パリ同時多発テロ
志葉玲 2015年11月17日

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何故、テロが起きるのか。IS的な過激思想に走る人間が出てくるのか。その根源には、「自由と民主主義」への絶望、そして憤りがある。空爆された市場で、猛烈な爆撃で地面ごとえぐり取られた民家跡で、血と膿と消毒薬の匂いただよう病院の中で、悲しみ、憤る中東の人々の、心が千切れるような絶叫を、私は何度も聞いた。
  「これが、自由なのか!?民主主義なのか!?」
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イラクや、アフガニスタン、パレスチナ、そしてシリア・・・中近東の罪のない民間人を何人殺そうが、「自由と民主主義を愛する」国々の人々がその責任を問われ、裁かれることはない。「自由と民主主義を愛する」国々は一方で、人々を抑圧し、その権利を奪いとっている国々を支援している。
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テレビで戦争のことを報じていると、途端に視聴率が下がり、戦争の現実である凄惨な映像は「視聴者からクレームが来るから」と放映されないか、何が写っているかわからないくらいボカシが入れられる-そんな日本のメディアばかり観ている人々には、おそらく想像がつかないだろう。多くの場合、中近東の国々では衛星テレビで、各国の状況が日々報じられている。そう、中近東の人々はそれこそ、毎日の様に同胞達が虫けらのように殺されているのを日々観ているのである。
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許されざるものは、テロだけではない。戦争や占領、そして抑圧と差別という構造的な暴力も含め、全ての暴力を許してはならないのだ。
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「自由と民主主義」を標榜する国々こそが、暴力ではなく話し合いや法によって物事が解決するということを、率先して示していかないといけないのである。
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戦争がもたらす貧困を考える NPOもやいの稲葉剛氏が聖イグナチオ教会で講演
クリスチャントゥデイ 2015年11月18日
 

安倍政権を倒そう!集会&デモ情報
http://nobuhirob.blog.fc2.com/blog-entry-1778.html
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政府機関の窓口ぐらいは全員正規の公務員で頑張って欲しいです。
政府の施策の愚痴の一つもつぶやけないような窓口では
人々の生活がより良いものになるとは思えにくいです。

次は誰が雇い止めに・・・失業者の就職相談乗るハローワーク職員の厳しい現実
2015年11月11日 沖縄タイムス

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年度末が近づけば「落ち着かない気分」に襲われる。雇い止めに備えて自身の再就職先を探しながら、笑顔で失業者の相談にも応じなければならない。「相談者に『公務員は楽でいいよね』と皮肉を言われることもよくあります。そんな時どうしようもない気持ちになる」。
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 公募に筆記試験はなく、面接が中心だ。なぜあの人が受かり、あの人が落ちたのか。働く側にとって合否の基準は「よく分からない」のが実情で、常に「公募に関わるかもしれない上司(正職員)の顔色ばかり気にしてしまう」という。
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 「雇用情勢が改善しつつある」とし、2013年から厚生労働省は相談員数を削減する一方だ。ある男性相談員は「頑張って失業者を減らせば減らすほど、自分の雇用が危うくなる。正直、矛盾を感じます」と吐露。沖縄労働局が企業に正社員を増やすよう要請しているのを見ると「しらける」気分になる。
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社説[職安の非正規7割]公務の在り方を見直せ
2015年11月14日 沖縄タイムス


ハロワ相談員がハロワで求職…「官製ワーキングプア」の現実
〈AERA〉dot. 11月19日


これでも奨学金は自己責任なのか?
サラ金より過酷な取り立て、巨額延滞料、それでも借りるしかない現実!
LITERA 2015.11.24

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この国の司法の更なる汚点にならないように願います。
1審、2審の判断、余りにも愚かだと思います。

認知症徘徊の列車事故訴訟、二審判決を見直しか 最高裁
朝日新聞 11月10日

・・・・・・ 「要介護度4」と認定されていた男性は2007年12月、徘徊中に愛知県内のJR東海道線共和駅の構内で列車にはねられて死亡した。訴訟では、男性と同居していた事故当時85歳の妻と、横浜市に住む男性の長男の2人に、男性を見守る監督義務があったかが争点となった。
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一審・名古屋地裁判決は、男性を見守ることを怠った妻の過失のほか、長男にも監督義務があったと認め、JR東海の請求通り約720万円の支払いを2人に命じた。
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二審・名古屋高裁判決は、妻の監督義務を認めた上で、賠償額については約360万円に減額した。長男に対する請求は退けた。
 この判決に対し、妻とJR東海の双方が上告していた。

<認知症男性事故>家族の監督責任巡り最高裁が弁論開催へ
毎日新聞 11月10日
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本当に恥ずかしい限りです。
政府の稚拙な政治が続いています、早く脱却してほしいです。

「供与物資に日の丸明示を」 外務省指導にNGO困惑
2015年11月8日 東京新聞

 外務省の資金援助を受けた非政府組織(NGO)が機材や建物を外国に供与する場合、日本の国旗(日章旗)のシールや標識を付け、日本からの支援であることを明示するよう、外務省から指導されていることが七日、明らかになった。国際貢献をアピールする安倍政権の姿勢を反映しているが、NGOからは戸惑いの声も出ている。・・・・・・
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戦争に参加したことを考えれば・・・。
どうしても心が壊れてしまう。
ある意味、仕方のない事だと思います。
戦争をしないことなのです。

今心を痛めている人達の為にも。

米で処刑された死刑囚10%が退役軍人
AFP=時事 11月10日

米国で処刑された死刑囚の少なくとも10%が退役軍人だとする報告書が、10日発表された。裁判所は退役軍人たちの精神状態をほとんど考慮していないと、米NPO「死刑情報センター(DPIC)」が警告している。・・・・・・
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自らが原因なのだから税金まで使わなくとも解決できるはずです。
恥を知って欲しいです。

菅氏、辺野古への直接振興費は「反対運動の迷惑料」
2015年11月7日 沖縄タイムス


人の心を一瞬で浄めてしまいそうな綺麗な海を
人殺しの為に埋めてしまう人の愚かさ。
辺野古の埋め立てには強く反対します。
もう軍事基地は何処にも要りません。


 
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興味深い話だと思います。

時給1400円まで「最低賃金」を引き上げるべきだ!
それでも雇用は悪化しない
2015年11月07日 現代ビジネス


子どもの貧困:3 足りないもの  2015年11月8日 朝日新聞

「路上からは抜け出したい。でも、劣悪な施設には入りたくない」は贅沢か?
2015年11月11日 稲葉剛さん公式サイト


今年に入って4人死亡! 元イチエフ作業員が告発する残酷体験
週プレNEWS 11月12日


ピンハネで日当6千円! 秘密の大量被曝作業も…イチエフ残酷現場の実態
週プレNEWS 11月13日
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最近このようなことを理解できない政治家が増えていると聞きます。
政治を仕事とすることにどういう意義を感じているのだろう。
怠慢から離れれば楽になれる。
本当によく考えて、仕事を楽しんで欲しいです。

貧困と生活保護(15) 扶養義務の強化は、悲劇をもたらす
2015年10月30日 読売新聞 原昌平

 生活保護と親族の扶養をめぐって、「子どもが老親の面倒をみるのは当然だ」」「生活保護に頼る前に家族、親族で助け合うべきだ」などと主張する人たちがいます。伝統的な家族観に立って道徳や美風の復活を説いているのだと思いますが、本当にその方向がよいのでしょうか。
 現実にどんなことが起きるか、想像力をはたらかせて、よく考えてみないといけません。 親族による扶養義務を強めると、さまざまな悲劇をもたらすばかりか、かえって家族・親族の関係が壊れてしまう、と筆者は考えます。
・・・・・・
 公的扶助(生活保護)が公的な責任を果たし、きちんと機能していてこそ、周りの人が貧困に巻き込まれずに済むのです。
・・・・・・
 生活保護法の目的の一つである「自立助長」は、貧困が多くの人に波及するのを食い止める意味を含んでいます。そこを理解せずに親族の扶養ばかり強調するのは、法の目的に反するのです。
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生活困窮者が路上生活を抜け出せない負のカラクリ
ダイヤモンドオンライン  2015年11月6日


九州の子ども 2割が「貧困」 約42万人、深刻さ浮き彫り 13‐14年度
西日本新聞 2015年11月04日


雨宮処凛がゆく!第354回 (2015年11月4日)
25条大集会〜私たちはもっと「助けて」と言っていいし、
私たちはもっと「助けて」と言われていい〜の巻
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社会が今確実に少しづつ戦争に向かっていること、
もう気づかなかったと言い訳できる状況ではないと思います。
それでも無視をして生き続けるのか、それと向き合うのか、
どちらがストレスが高いのかが私達の成長度合いの尺度になる。

戦争法のもとでわが子が狙われている 自衛隊が家庭訪問で勧誘
対象者リスト 市から入手 北海道
2015年10月26日しんぶん赤旗

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夕食の支度をしていたとき、自宅のチャイムが鳴ったといいます。
 男性は「自衛隊の広報」を名乗りました。ドアを開けると、夜の訪問に悪びれた様子もなく、「自衛隊に入隊する人を募集していて、このあたりを回っているんです」。隣近所を指さし、「こちらに18歳から26歳のお子さんはいませんか」と聞きました。
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2カ月前には、「自衛官募集」のダイレクトメールが送られてきました。
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市役所の職員は、自衛隊からの要請で、18歳から26歳の「適齢者」の住所、氏名、性別、生年月日(4情報)のリストを出し、自衛隊が閲覧して書き写していると語りました。
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 道南の街では、中学校3年生がいる家庭も訪問していました。
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 募集がすすまない一方で、除隊を申し出る青年隊員が相次ぎ、駐屯地から「脱走」する隊員も出ています。
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 「先生がいっていた通り、日本の平和と安全を守る自衛隊が海外の戦闘地域に赴くという、危ない世の中になってきました。僕は、人殺しの仲間に加わりたくない。だから自衛隊を辞めました」
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