少し古い記事ですが、いい参考になると思いますので紹介させて下さい。

犯罪者をモンスター化し死刑・厳罰化すすめれば
囚人爆発と治安悪化の悪循環うむ、
厳罰化は追い込まれて間違い犯した人間を報復で苦しめもっと悪い人間に
しようとするもの=“囚人にやさしい国”ノルウェーからの提言
2015/10/10(2009年10月?)  editor

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世界でもっとも“囚人にやさしい国”として注目されているのがノルウェーです。まるで自宅でくつろいでいるかのような囚人たち。テレビやパソコンも自由に楽しめる快適な刑務所生活。休暇を取って自宅に帰ることもできます。
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「私は凶悪犯罪をおかしてしまった多くの人と会ってきましたが、これまでモンスターのような犯罪者に会ったことはありません。どんな犯罪者でも人間です。生活環境を整えれば必ず立ち直ります」、
「犯罪につながるような問題、たとえば貧困や差別、ドラッグなどの問題は、市民も参加して話し合うことが必要なのです。身近な場所で話し合うことによって解決の道が見い出せるのです」
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ノルウェーやフィンランドは厳罰化とはまったく逆の政策を取り、しかも治安もよくなっています。つまり、「厳罰化イコール治安がよくなる」とは言えず、むしろ逆のことが起こっているのです。
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ノルウェーのオスロ刑務所。収容されている囚人はおよそ400人。森さんが訪ねたときはちょうどランチタイム。刑務所の所長と囚人たちが一緒のテーブルで談笑しながらランチを食べています。驚いた森さんが、日本の刑務所ではこんなことはありえず、非常に厳しい環境に受刑者は置かれると説明すると、受刑者は、「刑務所でそんな暮らしをしていたら社会に戻るのが難しくなりますよね。日本の刑務所は変えた方がいいと思います」と語り、刑務所の所長は、「こういう環境にしているのは、最終的にはちゃんと社会に戻って欲しいからなのです。受刑者が厳しい環境ですごして、ひどい扱いを受ければ、そのままひどい人間となって社会に適応できなくなると考えているのです」と述べます。
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更正のために入る刑務所が、いま逆に悪いことを学ぶ学校になってしまっているからです。一般社会から遠ざけられ、塀の中に閉じ込められ、話すことができるのは受刑者同士だけなどという状況は明らかに破壊的です。
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じつはノルウェーでも1960年代以降の少年犯罪の増加にともない、政府は厳罰化を推進しました。犯罪をおかした少年を隔離する政策をとります。しかし少年犯罪は減らず、再犯率は90%にまで達しました。
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ノルウェーの刑務所では文字の読み書きから、望めば大学レベルの授業まで受けることができます。与えられた仕事をこなせば、それ以外は自由にすごせます。炊事や洗濯など身の回りのことは自分で行うよう自立した生活をおくり、人間らしさを取り戻していきます。さらに周りの人たちと助け合って暮らすことで社会生活の基本を身につけていきます。
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受刑者たちは、みんな普通の人間です。私たちは、彼らは特殊な人間なんだから、自分たちから遠ざけておきさえすればいいんだという考えはやめて、受刑者のことをもっと知ろうとつとめなければなりません。刑務所の環境についても、受刑者たちはもちろん、私たち市民もともに責任を持って考えていかなければなりません。
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日本の刑務所の状態をよく見れば、あの中にいること事態が拷問なんです。拷問は本当の意味で人を更正させることはできないのです。ノルウェーの刑務所でもかつてまずいものを食べさせるのが罰になると考えられ、ひどくまずい食事が出されていた時代がありました。それではダメです。たとえそれが犯罪者であっても衣食住の環境が劣悪であってはいけません。私は、世界の多くの刑務所のように、犯罪者をひどい状況に置けば、それに懲りて二度と罪をおかさなくなるといった考えは間違っていると思います。
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刑罰とは報復であるべきだという考え方があるのです。しかしちゃんと学んできた方なら分かるはずです。受刑者のほとんどは、これまで生きてきた中で十分苦しんできたんだということをね。報復として刑罰で苦痛を与えるということは、追い込まれて間違いを犯した人をさらに苦しめ、もっと悪い人間にしようとすることなんです。
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犯罪をなくすためにはすべての人が生きる基盤を持たなければなりません。家はすべての人に生まれながらにして与えられるべきもので、決して奪われてはならないものです。この当たり前のことがみんなに広がって欲しいと願っています。
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コメント
No title
なんか、綺麗ごとに聞こえます。
わたしが汚れてるからなんでしょうけど。

死刑制度反対を唱えるならば、犯罪被害者に泣き寝入りを強いる側面があることを自覚してほしい。

加害者をモンスター化したり、
そういう事は確かに危険ですし
煽って追いやることは、決してしてはならないね。

今までありがとうございました。
さようなら。




琉璃亜さん
コメント有難うございます。
私は殺意の手助けは出来ないです。
No title
日本も死刑大国、監獄国家への道を進むのではなく、ノルウェーを見習うべきです。
死刑制度に反対する一市民さん
コメント有難うございます。
人を苦しめては双方が穢れること忘れないでいたいです。
No title
誰も殺意の手助けをしろとは言ってません
死ぬ時はひとりで死にます

リンク外してください
琉璃亜さん
コメント有難うございます。

死刑は人の手助けなしには行えないです。

リンク外しておきました。
気分を害させてごめんなさい。

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